メリットデメリットをよく理解して選ぶ
ヤフオクにはストア出品と個人出品の2種類があります。
これら2つの違いについては説明されているサイトが多くあると思いますので
そちらをご覧ください(笑)。
以前はヤフオクでストア出品する場合は落札システム利用料等以外に月額費用が18900円必要だったので
主に事業としてショップを運営している企業などがメインでしたが、
2013年10月から落札システム利用料以外は基本的に無料となったため、
比較的規模の小さい個人出品者も気軽にストア出品を選ぶことができるようになりました。
では、これから出品するなら無条件にストア出品者として出品するのがいいか?というとそうではありません。
ストア出品の場合は商品管理や注文管理で個人出品にはない機能がいろいろと
あって便利ですが、だからと言って安易にストアとして出品すると入札者は当然
ストア(ショップ)として見ますので個人対個人の場合は許されていたことが許されなくなり、
運営が負担になってしまう可能性もあります。
例えば、個人対個人であれば少々連絡が遅れようが発送が遅れようが
「今日は発送できませんでした。明日発送しますね(^^)」みたいな対応で
許されていたところがストア出品だとそうは行きません。
連絡・発送は迅速丁寧に、が当たり前で少し対応が遅くなっただけでクレームになる場合もあります。
また、ストアであればしっかりとした商品知識を持っておいて、問い合わせにも
しっかりと対応する必要がありますので知識の無い商品を取り扱うことは
できませんが、個人出品であれば「この商品についての知識が無いので質問には
お答えできません」と書いておいても問題ありません。
他にも商品知識の無いものを出品する際の説明の書き方として
「知人から譲り受けたもので、持っていても仕方ないので出品します。詳しいことは分かりませんので質問にはお答えできません。」でもOKです。
ストアならこんな商品説明はありえませんが、個人出品であればよくあることで特に珍しいことではありません。
ただ、個人出品の場合はそういった様々な制約などが無く運営が楽そうですが
信用という意味では入札者側からするとストア出品者の方が安心できますね。
ストア出品というだけで、不良品だった場合もきちんと対応してくれそうですし、
返品や返金にもきちんと対応してくれそうに見えます。
ということで落札率を優先するならやはりストア出品の方がいいでしょう。
また、上にも書きましたがストア出品には個人出品には無い様々な便利なツールがあります。
これらはうまく利用すれば売上を伸ばしたり出品や受注、
発送作業などを効率化することができますので、ストア出品にはストア出品ならではの大きなメリットがあります。しかも無料で使えます。
ということでストア出品か個人出品かについては出品方法や取り扱い商品にもよりますし、
最終的にはそれぞれのメリットデメリットをよく理解して選ぶ必要があります。